Menu

お得なアプリでクーポンGet!

店舗案内

すばらしき中国

 猛毒な「ヒアリ」が国内で

はじめて確認された。

神戸経由、尼崎に接岸された船の中である。

 

発見者は、おびただしい赤褐色のアリに

すこぶるおどろいたらしいが、

これに噛まれると命にかかわるということだ。

 

 体長は2センチから6センチというから、

そのへんにアスファルトで困惑している

蟻さんたちとかわらない。

 

 攻撃性がつよく、刺されると、

呼吸困難になり、ひどいときは、

「篠山紀信チョップ」ではなく

「アナフィラーキシーショック」で

絶命するという。

 

中国広州からの積荷に付着していたものと

おもわれるが、いま、このヒアリが

日本にはびこるのか、否か、わからずじまいである。

 

 そもそも、中国からは、

いろんなものをいただいている。

 

 はるかむかしは、金印の

「漢委奴国王」なんてもらっていたが、

いまじゃ、黄砂などいらないものを

よくいただいている。

 

そもそも、わが国日本というこの国名だって、

中国を基本としているわけで、

ほんらい、もっともすぐれた国は

漢字一字で名指された。

 

 唐、明、宋、漢、殷、周、秦

すべて中国は漢字一字で名指されたが、

その周辺国家は、

任那、百済、新羅、日本、ととにかく、

漢字二字でいかなくてはならなかった。

 

中国を中心としていたからである。

 

日本という国名は、中国より

はやく日が昇るという意味である。

 

どこの国よりも早く一日が始まる

という意味ではないのだ。

 

だから、肉まんのなかにダンボールをつめても、

腐った鶏肉をマクドナルドに売ろうとも、

犬を鍋にいれても、

脱線した新幹線の真似ごとの列車を

地中に埋めても、

進歩的な学生数万人で国を変えようなんて集会を

ことごとく戦車でひき殺しても、

やはり中国が中心でアジアは動いているのだ。

 

中国のすばらしいところは、

「天安門」とネットで入れた瞬間、

エラーになるという。

 

 国内統制がとれているという証拠である。

 

 言語的にも、外来語をそのまま輸入することは、

皆無である。すべて自国の言語に還元させなくては

ならなかった。

 

 コンピュータは「電脳」、プライマリーケアは

「全科医療」、ファジー工学は「模糊工学」と、

すべて漢字に変換される。

 

 自国の言語にない語彙があってはならないのだ。

それは、自国のローカリティと言語の不完全さを

露呈するものとおもっているからにちがいない。

 

 そういう矜持が中国にはある。

 

 しかし、あそこの国のわが国と

まったくちがった国民性であるひとつの現象は、

列に並べないというところである。

 

 日本人はならぶのが平気な国民だ。

行列、あれは、日本文化の権化のようにおもわれるが、

こと中国は、駅のプラットホームにせよ、

切符を買うところにせよ、開いた入り口に

われ先にと手を伸ばしたり、身体を押し込めたりと、

そうするらしい。

 

 並べないのである。

 

そのくせ、古代中国語など、時制どおりにしか

語れないものだから、寝ながら本を読む、

などの同時進行の文構造を語るときには、

わざわざ動詞と動詞のあいだに「而」を

配置しなくてはならなかった。

 

ちなみに「而」を「置き字」と教えている

教師は素人である。

 

列にならべないくせに、言語だけは

ちゃんと時制どおりに並んでいるという

ちょっと不可思議な国ではないか。

 

そういえば、

中国のまんなかへんにある沼地、

あそこがインフルエンザの発祥の地である。

 

あそこで発生したインフルエンザの

ウィルスが水鳥にうつり、それが家畜に、

そしてヒトにうつるらしい。

 

その菌が、ジェット機で成田にはこばれ、

成田で、クスンってやっているヒトにすでに

うつされ、国内中に蔓延するという図式らしい。

 

つまり、インフルエンザウィルスは、

飛行機に乗ってやってくるのである。

 

 ということは、中国のその沼地を

ナパーム弾がなにかで破壊してしまえば、

ひょっとするとインフルエンザは

絶滅するのかもしれない。

 

 と、危険な発想は、北朝鮮にまかせておこう。

 

母親が日本人といううわさの三代目が

なんとかしてくれないだろうか。

 

 ミサイルは、日本海でなく、

その沼地に落としてもらいたい。

 

 川柳にこんなのがある。

 

・  飛んでくる車、ミサイル、安部のヤジ

 

 

お見事。

 

 

 そういえば、中国からいただくものといえば、

PM25も飛んでくるそうだ。

 

 むこうのお国では、

散歩している犬が見えないくらいだから、

よほどの公害なのだろう。

 

 現地のひとがこう言っていたそうだ。

「はやく、このスモッグが日本にいってほしい」

と。