プルサーマルってきいたときは、
船の名前かとおもっていたから、
事情を了解するまでちょっとぼうっとしてしまった。
むつかしいこと多いよね。
オンブズマンだってだれかを背負っている
男のひとかなっておもっている人もいるとおもう。
ラマーズ法という戦争の武器があるとおもっていたひと、
ピルを飲みつづけた旦那さん、
コンピュータの強制終了のときに現れる、
不正な処理をおこなったので云々のあの画面をみて、
じぶんがひどく悪いことをしたとおもうひと、
純金高島田とおもいつづけた私の友人、
デパートの伝言メッセージに文句をつけてる祖父、
ついでだか、「○○先生おどもりください」といってしまったN先生、
「××先生、お迎えの車がまいりました」と放送した事務のおばさん。
アパレル産業って暴れる産業だろうとおもうばか、
くるぶしを「くろぶし」と言っていたやつ、
そいつは、そのうえのところを「ふくろはぎ」って言っていた。
羊をずうっと「やぎ」と読んでいた高校生、
そいつはじぶんはやぎ年だとおもっていた、
夕やけこやけのあかとんぼ、負われてみたのはいつの日か、
を「追われて」とおもうひと、とんぼが追われてどうすんだ、
「いまこそ別れめ、いざさらば」の「別れめ」の「め」が
係り結びの已然形だと知らないひと、
灯台もと暗しの灯台を海の灯台とおもっているひと、
あれは油で明かりをともす灯台。
おじいさんは山にしばかりにいきました、の「しばかり」を
「芝刈り」とおもっているひと、「
柴刈り」がただしい。柴とは小枝のこと。じぃさん芝刈ってどうすんだ。
ま、こんなやつはほとんどいないだろうが「
昔むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました、
おじいさんは山に縛かれにいきました」
ところで、わたしはむかし「アマデウス」という映画は、
子種もとめてさまよう女の軍団の映画かとおもっていた。